手術の注意点から
- ワクチンは済ませていますか?
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病院内では、院内での感染などには十分注意していますが、もしも伝染病の患者さんが入院していた場合など、感染の危険を100%防ぎきれない可能性もあります。
強制ではありませんが、ワクチンを1年以内にうっている状態で手術することをお奨めいたします。
ワクチンをうってからの手術を希望される場合は、手術時に免疫がつくよう、一週間以上前に接種してください。
- 手術前の血液検査があります。(希望者のみ)
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- 手術は全身麻酔をかけて行いますが、年齢が上がるほど麻酔のリスクが高くなります。
たとえば、肝臓や腎臓の病気は、普段健康そうに見えても実は病気が隠れている・・・ということもあるのです。
そうした状態で麻酔をかけて手術を行うと、いつまでも麻酔からさめなかったり、手術後に体調の悪い状態が続く場合があります。
そのリスクを少しでも減らすため、手術前に血液検査することをお勧めします。
ただ、年齢の若い場合はそのリスクを負っている確率は低く、年齢が高くなるほどリスクが高くなりますので、5歳を超える患者さんの場合には無条件に検査をお勧めしますが、それ以下の若い患者さんの場合は、飼い主様にその判断をお任せしています。
右の年齢表を参考に、人間の年に換算してみてください。
- 手術は全身麻酔をかけて行いますが、年齢が上がるほど麻酔のリスクが高くなります。