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メスの場合は子宮と卵巣をとり、オスの場合は精巣をとる手術です。
生後6ヶ月前後には手術できるようになります。
メスの場合、最初の生理がくるまえに手術してしまうほうが、将来乳腺腫瘍などの病気になる確率が減るといわれています。
オス・メスともに手術の日は一泊入院します。翌日は朝から帰れます。
オスは開腹手術ではないので、当日退院させる病院もあるようです。
手術に耐えて、そのうえ病院に一人でおいておくのは寂しいしかわいそう・・・・そう思われる飼い主様も多くいます。(お気持ち、わかります。)
しかし、オスでも全身麻酔をかけて手術を行うため、術後嘔吐したり、ふらついたり、いつもとは違う状態に戸惑う患者さんが多く、結局いったん帰ったけれど病院に逆戻り・・・ということになりかねません。
前日から絶食しているのでかわいそうと、ついつい食事をあげすぎてしまい、かえって具合が悪くなったりすることもあります。そうした飼い主様の心配は一晩病院がお預かりしますので安心してください!
オス・メスどちらも、高齢になっても卵巣や精巣があることによる病気がたくさんあります。
【メスの場合】
子宮蓄膿症など子宮の病気全般、乳腺腫瘍など。子宮の病気は、たいへん高い確率で発症する。
【オスの場合】
前立腺の病気、会陰ヘルニア、睾丸の腫瘍などどの病気も犬はたいへん苦しみますし、手術でしか直せない病気がほとんど。
放置すると死にいたる場合もあります。
また年をとって、病的な状態で麻酔をかけて手術をすることは、若い健康なときにする手術に比べて生命のリスクがかなり高くなります。
また、手術の難易度があがる、入院の日数が長引くなどの理由により、コスト面でもかなり高くなってしまいます。
太りやすくなります。食事管理と適度な運動は必須です!
【メスの場合】
発情が来なくなる。子宮や卵巣の病気にかからない。
【オスの場合】
オシッコの臭いが減る。壁などに尿を吹き付けるスプレーなど、部屋を汚す行為をしなくなる。
やはり、太りやすくなります。
オスの場合、太ってしまうと、泌尿器系の病気にかかりやすくなります。
手術をしたら「下部尿路疾患(FUS)対応」と書かれたフードを与えるようにしましょう。詳しくは病院にご相談ください。